連橋・・・某都立高校1年
流・・・・・同上
亜沙子・・・某都立高校3年
小田島義政(オダジマヨシマサ)・・・暁学園高校1年
城田優(シロタユウ)・・・・・同上
小田島信彦(オダジマノブヒコ)・・・義政の兄
大堀恒彦(オオホリツネヒコ)・・・信彦のボディガード


*****************10話**************

「義政は、こういうのがタイプなのか。ふーん。どれ、ちょっとお味拝見ってか」
大堀はニヤリと笑うと、連橋の脚を、開いた。散々、傷ついた右腕を嬲ってやったせいで、連橋は途中で意識を失ってしまっていたのだ。


見られた情事。弟にその現場を見られたことを信彦が知れば、あの男はもう二度とその体に触れさせてくれなくなるだろう。そうなる前に、義政の口を塞がねばならない。そう思った大堀は、隠すことなく、そのことを小田島に告げた。
『兄上殿にチクるな。守ってくれるならば、おまえの望みを叶えてやるから。どんな無理なことでも言え。女が欲しければ、幾らでもくれてやる。男だっていいぜ』
半分は脅しだ。必ずこの交換条件を飲ませなければならない。だが、あっさりと義政はこの交換条件に乗って来た。
『連橋を犯したい』
義政の答えはそれだけだった。連橋。その名は、聞いたことがある。中学時代、義政を屈服させた男。そして最近、あの城田のあばらを折ったという、中々骨のありそうな男の名前だ。追求してるような時間はなかった。義政の気が変わらぬうちに、とっとと行動を起こさねば。そう思って、その通り行動した。連橋を拉致するのは、拍子ぬけするぐらい簡単だった。なにかに放心したかのように、連橋は表情をなくして、駅前をとぼとぼと一人で歩いていた。駅前の雑踏に紛れて、自ら指揮しつつ手下を使い、この別荘に連れ込んだ。そこからは、少々てこずった。城田に感謝しなくちゃな、と心の中で思った。あばらを折られたお返しに、城田は連橋の右腕を傷つけていたのだ。たぶん、手負いでなければもっとてこずっただろう。別荘に連れ込んだ途端、正気に返ったかのように連橋は暴れた。なにがなんだかわかっていない連橋に、「小田島の命令で、おまえをレイプする為に拉致った」と説明してやったら、ますます暴れた。当たり前か。だが、右腕を折っているとは思えないような勇ましさだった。高校生にしとくのは惜しいぐらいの、度胸の良さと喧嘩のセンス。感心はしたが、感心してばかりでは仕方ない。半分本気で、連橋を殴りつけた。それからは、慣れたものだった。相手の弱点を徹底的に封じる。連橋の右腕を集中して、攻撃した。手負いの獣は、やっとおとなしく気を失ってくれた、という訳だ。準備を省いてやる為に、連橋の服は全部毟りとっておいた。お姫様の眠るこの部屋に、あとは王子様をお迎えするばかりだったのだが、なにをしているのか、義政は中々部屋に姿を現さなかった。そのうち、裸のまま畳に転がしておいた連橋を見ているうちに、ちょっと悪戯してみたくなったのだ。


「まだまだお子ちゃまだな。可愛いピンクだこと」
マジマジとその部分を見ながら、大堀は自分の指を口に含んだ。子供が自分の指を吸うかのようにねっとりと自分の指を吸って、大堀はくっついていた人差し指と中指を離した。指と指の間に唾液が糸引いた。頑なに閉じている連橋の秘穴に、大堀は自分の指を押し当てた。グッと、突きいれる。その瞬間、連橋の眼がカッと開いた。意識を取り戻したのだ。
「てめえ、なにをっ」
「あー?なにをって。てめえのケツマンコに指挿れているんだよ。感じるだろうが」
大堀は、白けたように言っては指を突き進めた。
「ざけんなっ、抜けっ。うっ」
体を起こそうとして、連橋は自分の右腕の痛みと、奥を探られる感覚に、硬直してしまった。
「ひゅう。すげえな。すげえくっついてきやがる」
揃えて入れていた2本の指を、大堀は連橋の中で、開いた。
「!」
ググッと、連橋の秘穴が左右に引き攣れて開いた。
「うっ」
右手にタバコを持ちながら、左手で大堀は連橋の穴をグニュグニュと突ついては、擦った。
「くっ。あっう」
連橋は喉を反らして、体を捩った。連橋の喉が、ゴクリと鳴るのを大堀は横目で捕らえた。
「おまえ。好きなんだな。突っ込まれるの。ここ弄られるのが。男を咥えた経験が豊富なのか?」
「誰が、っだ」
ヒュウッと喉を鳴らして、連橋は言い返した。
「へえ。じゃあ、突っ込む方のが好きか」
「当たり前だろうがっ」
大堀の言葉に、連橋は状況も忘れて、ムキになって言い返した。
「確認してやるよ。俺はな。男も女に死ぬ程抱いてきたからな。ソコラへんは、ちょい見分ける自信があるんだよな」
大堀の長い指は、ジュクジュクと連橋の襞を捏ねくり回す。
「ひっ。う、うううっ」
ブンッと連橋は首を振った。こめかみに汗が伝っては流れていく。大堀は、ひたすら指だけで連橋の中を弄り回していた。開いた連橋のつま先が、カタカタと震え出した。1度も触れられていない連橋のペニスは、既に勃ちあがって、先走りの液を溢れさせていた。
「おいおい。触ってねえぞ、俺は」
そう言って、大堀は連橋のペニスをピンッと指で弾いた。
「んっ」
キュンッと、連橋の中が、今の僅かばかりの刺激に反応して、大堀の指を締めつけた。
「試しがいがあるねえ」
フッと大堀は笑いながら、右手に持っていたタバコを、畳にギュッと押しつけて、消した。そして、連橋の膝裏に手をかけると、大きく開脚させた。大堀は自分の腰を使い、その体制を維持させながら、指で連橋の開いた秘穴に、舌を寄せた。ズボッと、指を退き抜くと、閉じることを許さずにすぐさま長い舌をあてがって、ソコを蕩かす。そして、また指に変えては突つきまくっては、飽きると今度はソコを舌で蕩かす。
「は、う、ん。ああっ」
次から次へと変わる体の奥に加えられる感覚に、連橋の下半身が熱くなってきた。
「ふん。もう、蕩けちまいやがった」
指も舌も退いたのに、連橋の秘穴は、閉じることなくパクパクと口を開いていた。物欲しげに蠢いている。
「ううっ」
連橋は自分の顔を掌で覆った。起きあがって、目の前の男を殴りつけたいのだが、体の、とくに右腕の痛みに縛られて、体が動かない。大堀が、ジュプッと中指を連橋の穴に突っ込んだ。
「んあっ!」
その瞬間に、連橋は射精した。ただ、弾かれただけのペニスだったが、内側を弄られる感覚に触発されて、熱を解いてしまったのだ。放出の最中にも、キュウウと、連橋の秘穴は大堀の指を締めつけていた。
満足気に、大堀はうなづいた。
「連橋よお。おまえ、淫乱だな。自覚ねえならば、この際だ。言っておいてやる。おまえの穴は淫乱だ。後ろだけでイッちまいやがって。慣れれば、使い方次第で、おまえは男を殺せるな」
大堀は羽織っていたシャツをバッと脱いだ。ジーンズも手早く下ろす。
「つまみぐいのつもりだったが、そうもいかなくなっちまったぜ」
連橋は、大堀の股間を見ては、目を剥いた。言葉が出ない。先日、小田島に突っ込まれたときの、あの感覚が甦って、連橋の体が無意識に震えた。
「可愛いな。震えてンのか?俺の愛弟子のあばらを折るぐれえの腕っ節のヤツが、男とのファックは怖いか?突っ込まれるのが怖いか?それとも、嬉しくて震えてるのか?一番最後だったら、満足させてやれる自信はあるぜ」
「・・・うぬぼれてんじゃねえよ。デケえヤツは大抵そういうが、テクなしだ」
相変わらず体を震わせながら、連橋は冷やかに言い返した。
「ほー。まだそういうこと言うか。いいね、気に入ったぜ。そんでもっておまえはテクをお望みなんだな」
大堀は、ニヤニヤ笑うと、初めて連橋の唇に唇を寄せた。
「噛むんじゃねえよ。噛んだら、てめえのチンポ握り潰してやっからな」
そう言って、大堀は連橋のペニスを大きな掌に包み込んでは、握りこんだ。
「んう」
大堀に唇を吸われて連橋は、眉を寄せた。大堀は、連橋の舌を引き摺り出しては、吸う。そして、それに飽きたら、体の下に引き込んでいる連橋の顔をじっくりと見つめた。
「黙ってれば、おまえ美人だな。今頃気づいたぜ。この顔で、あの穴じゃ、義政みてえなガキがサカるのも無理はねえってもんだな」
「気色わりーこと言ってんじゃねえよ。ドチンピラ」
連橋は大堀を睨みつけた。無理矢理奪われた赤い唇が、唾液で濡れて光っている。
「そりゃ、おめえだろうが」
グッと、大堀は連橋の髪を掴んだ。
「気に入ったぜ、連橋。それで色気が出れば、最高だぞ。おまえの色気、俺が引き出してやる」
ペニスに手を添え、扱きながら、大堀は連橋の足首を掴んでは、その秘穴にあてがった。
「うるせえっ。いちいち、気持ちわりっ、あーっ!」
「うーっ。緩めろ、緩めろ。落ち着け、連橋。いてえっ」
片手で、連橋の背中を支えながらシーツから腰を浮かせると、パアンッと大堀は連橋の尻を叩いた。
「あうっ」
ビクッ、と連橋の背がしなった。思わず左手で、連橋は大堀の太い腕に縋ってしまって、慌てて体を退いた。そんな連橋を見ながら、大堀は苦笑する。なおも大堀は連橋の尻を叩いた。
「きっつい尻だぜ。抜かねえから安心して、体緩めて待ってやがれ」
「ひっ。うっ、うっ、うっ。痛えよっ、痛えって!」
ズンズンッと、大堀のデカいペニスが、連橋の狭いアナルをひろげて、奥へと潜りこんでくる。
「はっ、入らねえっ!」
連橋が悲鳴を上げた。
「入る。だから、おとなしく穴を緩めて待てって言ってるだろうが!」
「いや、だっ。ああーっ」
ガッ、と大堀は連橋の膝頭に手をやると、左右に開いた。ハッとして、連橋は、目を開いた。自分の屹立するペニス。そして、その下で、大堀の黒々としたペニスをもう半分以上も飲み込もうとしている自分の濡れた穴。
「!!!」
連橋は声を出そうとしたが、声が出なかった。右腕が尋常ではないくらい、痛かった。そして、頭の中がパニックになる。
どうすれば、逃げられる!?どうすれば・・・!!
その時だった。襖がパーンッと景気よく開いて、小田島が部屋に入ってきた。
「大堀ィッ。てめえ、それは俺の獲物だっ。俺のモンに、勝手になにしてやがる、てめえっ」
「げえ。義政。もう少しあとから来りゃいいのによ」
ドンッと、大堀を押しのけると、小田島は、ジーンズを脱ぎ捨て、既に熱く固くなっているペニスを、今まさに大堀が半分挿入しかけていた連橋のひくつく穴の中に押し込んだ。
「ぐっ。ううっ、ああっ!」
相手が変わろうと、苦痛は変わらない。だが、憎むべき相手である小田島に、再び犯されている。一瞬はそう思って怒りが胸に沸いたもの、折られた右腕から飛んでくる痛覚と、秘穴をまさぐられる痛みに、さすがの連橋も朦朧としてしまった。
「う、んん。あ、あ、あ」
ドサリと、連橋は小田島を腹の上に乗せたまま、シーツに倒れこんだ。
「ああ、やっぱり、コイツの中、気持ちいーぜっ」
小田島が上擦った声で叫んだ。叫んでは、無遠慮に、連橋のアナルを突きまくっていた。
「んん。ん、んーっ」
連橋は、声を上げた。
「こりゃ拾いモンだぜ、義政。連橋は、別嬪で、穴具合も良好だ。開発すれば、もっと悦くなるだろう」
楽しそうに言いながら、大堀は、連橋の半開きの口に、勃起したペニスを突っ込んだ。連橋は、ゴホッと咳こんだ。
「フェラは初めてか?これが上達すれば、大抵の男は悦ぶ。なあ、義政。俺が、コイツを鍛えて、おまえのモンを気持ち良く咥えさせてやるぜ、それぐらいはいいだろ。穴譲ったんだからよ」
「なにが、譲るだ・・・よっ。コイツは、俺のモンだっ。おまえになんかやらねえよ。てめえは、兄貴とバコってやがれ」
小田島は、息を荒げながら、怒鳴った。
「たまには、毛並みの違ったモンで擦らせろよ、義政。これからも協力してやるからさ」
頭上で二人が言い合っている隙に、連橋は口の中に突っ込まれた、並以上のデカさの誇る大堀のペニスに、必死に歯を立てた。
「!」
大堀はピクッと体を揺すると、舌打ちした。
「あっ」
瞬間、ビクンッ、と連橋の体が跳ねた。
「ああああっ」
いまだ癒えぬ連橋の右腕を、大堀が力まかせに捻ったからだ。
「おてんばちゃん。そーゆーことすると、こうなるんだよ。おとなしく、しゃぶってやがれよ」
「ひ、うああっ」
大堀のペニスを口から吐き出して、連橋は叫んだ。右腕の痛みで頭が痺れた。
「ぐっ。締めす、ぎ」
小田島がうめいた。突如として加えられた痛みに、連橋の体が跳ねあがって、奥に咥えこんでいた小田島のペニスをきつく締めつけたからだ。
「あああっ。ん、ん、んっ。あーっ!」
連橋の絶叫は続いた。体が、砂浜にうちあげられた魚のように、ピクピクと小刻みに震えた。右腕の痛みに、連橋の目に堪え切れぬ涙が浮かんだ。そして、その事実にハッとしたように慌てて閉じた目尻から、涙がポロポロと零れた。その顔を真正面から見てしまって、小田島は、吠えるように連橋を突いた。
「おまえを俺のモンにしてやるッ!連橋ッ。幾らでも俺に歯向かってきやがれっ。俺はその度に、おまえを抱き殺してやるッ!」
小田島の興奮を目の端に捕らえながら、大堀は薄く笑いつつ、再び連橋の唇に自分のペニスを押し込んだ。

11話に続く

**********************************************************

ブレイクしました。もう怖いモンありませぬ(笑)

BACK      TOP         NEXT